油汚れが詰まりに繋がるまで~トイレ詰まりの注意点~

水道詰まりの最大の原因~油汚れに気をつけろ~

油汚れが排水溝に流れた場合、初期の段階では水道のつまりになることは少なく、汚れが蓄積されていくことで詰まりやすくなっていきます。ここでは年月が経つことでどう油汚れが付着していくのか、その仕組や油汚れが厄介な理由について紹介します。

油汚れによって詰まりが起こる流れ

食用油や食べかすが付着

食用油や食べかすが排水溝に流れると油汚れが付着します。初期の油汚れはまだ柔らかいものです。しかし、柔らかい油汚れには雑菌が繁殖しやすいため、放っておくと悪臭の発生へと繋がります。

ヌメリによって汚れが引っかかる

つるつるとした排水溝内ではスムーズに流れるゴミでも、油汚れで内部に凹凸がある場合には引っかかることが多いです。油汚れの他にも、雑菌によるヌメリによって汚れやゴミが付着しやすくなります。

最終的に排水が詰まる

油汚れの層が重なっていくと次第に厚くなっていき、最後には詰まりが起こります。初期段階の柔らかい状態の油汚れなら家庭用のパイプクリーナーで改善することができますが、このように古くなり固く変質した油汚れを分解することは難しいです。

家庭向けのパイプクリーナーでは、付着したての汚れなら分解して詰まりを改善できるため、定期的に使用して状態を維持することが可能です。しかし蓄積された油汚れは家庭向けのパイプクリーナーでは分解することができません。そのため、水道詰まりがいつ起きてもおかしくない状況になってしまうのです。

詰まらせないために気をつけるべきこと

なるべく詰まらせないようにするためには、何をしたら良いですか?
流すものに気をつけると詰まりにくくなります。例えば、食器に付着している食べかすはなるべく排水溝へ流さないようにし、取り除いた後に洗うようにしましょう。油汚れも全て流してしまうのではなく、紙で拭き取ると排水溝内への付着を防ぐことができます。事前に取り除きにくいような細かな汚れはネットを使用してください。流さないということの他に、掃除をこまめに行なうことも大切です。また、台所を使用した後お湯を10秒ほど流すと汚れが付着しにくくなります。

油汚れで詰まったときに役立つ便利グッズ

蛇口

油汚れによる詰まりは、簡単なものなら料金をかけずに自分で改善することが可能です。ここでは道具それぞれの使い方や特徴について触れていきます。水道のつまりが発生した場合には試してみましょう。

自宅で使える3つの便利グッズ

ラバーカップ
ラバーカップはトイレ以外の詰まり改善にも効果的な道具です。使い方はまず、カップ部分で排水溝を隙間なく塞ぎます。カップ上部まで水がないと効果が弱くなるので、その位置まで水を溜めてください。カップで塞いだ後はゆっくりと押し込み、勢いをつけて引き抜きます。これを何度か行なうことで水流が起こり、詰まりが改善されます。使用するカップは排水溝の種類に合わせてサイズを選ぶと効果が高いです。その他、トイレの場合は洋式と和式で形状が異なります。
家庭用のパイプクリーナー
パイプクリーナーを使用する際に大切なのは、油汚れが固まってしまう前に定期的に対応するということです。作業方法はまず排水溝のフタとゴミ受けをはずし、内部にあるワントラップという部品を取りはずします。その後、中央の穴へ400mlほどのパイプクリーナーを注ぎ、30分から1時間ほど放置します。洗い流して詰まりが解消された後は、取りはずした部品を元通りに戻してください。ワントラップをしっかりと閉めないと悪臭の原因になるので注意が必要です。
業者用の薬剤
パイプクリーナーでも改善されないようなこびりついた油汚れには、業者用の薬剤が効果的です。威力が強力なため、なかなか改善が難しい詰まりも直すことができます。購入する際はホームセンターには置いていないため通販を利用しましょう。威力が強い分人体にも危険なので、使用する際は直接触れないよう注意してください。排水溝の部品を取り除き、薬剤を水で溶かしたものを排水溝に流し入れます。5分ほど放置した後は水が流れるまで繰り返します。

便利グッズを活用すれば、あまり料金がかからず自分で水道のつまりを直すことも可能です。しかし使い方を間違うと悪化させてしまう恐れもあります。また、重度の場合はこのようなグッズを活用しても直りません。そういう場合は水道救急センターなどの専門業者に依頼しましょう。

自分で直す前に確認しておきたい注意事項

軽度の詰まりなら自分で修理できる場合があります。しかし、正しい方法を知っていないと症状が悪化する場合や、思わぬトラブルが発生する可能性があります。注意点をきちんと把握しておきましょう。

自分で直す時の注意点

自分でトイレ詰まりを直そうと思っているのですが、何か注意点はありますか?
まずラバーカップやワイヤーブラシは3分を超えて使わないということが挙げられます。長時間使用してしまうと詰まりの原因を奥に押しこむ危険性があります。次に、トイレの水の元栓や浴槽を触らないよう注意しましょう。誤って破損してしまうことがあります。パイプクリーナーを使用する際の注意点は、トイレットペーパーが原因なものには効果がないということです。また、ものによっては配管やゴムを傷める原因になるので注意が必要です。

自分で水道のつまりを直すなら、正しい方法で行なうことが大切です。知識がないまま取り組むと思わぬトラブルが発生する危険性があります。注意点をしっかり頭に入れて、安全に作業を行ないましょう。

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